+ 犬を迎えた時の心得|初めての犬~犬初心者のあなたに~

犬を迎えた時の心得

犬種を決め犬を購入し、色々な準備を済ませたあとは、飼い主の皆さんは子犬が来る日を首を長くして待っていることと思います。可愛い子犬との生活を想像してワクワクしているところだと思います。しかし、子犬を家に迎えた当日は、目一杯可愛がりたい気持ちを抑えて、なるべくそっとしておいてあげましょう。子犬は母犬や兄弟たちと離され、知らない場所や知らない人に囲まれることになるのです。一生懸命尻尾を振っているかもしれませんが、その心の中は不安でいっぱいです。まずは家に慣れてもらうことを最優先にし、徐々に遊ぶ時間を増やしていくようにしましょう。

犬を迎えた時の心得

午前中がベスト!

子犬を家に連れてくる時間帯は午前中がベストです。夕方に連れてくるとすぐに夜になってしまい、不安になった子犬が夜鳴きするようになってしまう場合があるからです。なるべく明るい時間帯に家に連れてきて、日中の間に家に慣らしておくことで夜鳴きを防ぐことが出来ます。また、夜鳴きをした場合でもその都度かまってあげるのはいけません。鳴けばかまってもらえると思い込んでしまうため、将来無駄吠えする犬になる可能性があるからです。すこし可哀想な気がしますが、心を鬼にして無視するようにしましょう。

休む場所を作ってあげる

当たり前ですが、子犬にとってあなたの家は初めての場所です。知らない人、知らない場所では中々安心してくつろげません。ですから、子犬が安心して休めるスペースをケージやサークルで作っておきましょう。飼い主やその家族は、子犬が可愛くてどうしても触りたかったり遊びたかったり抱っこしたくなりますが、子犬は慣れない移動と初めての場所でとても疲れています。最初はあまり構わず、ケージやサークルの中でリラックスしてもらいましょう。真正面から見つめたり、上から大きく手をかざすのもNGです。子犬が怯えてしまうので、まずは家の雰囲気に慣れさせることを優先し、なるべくそっとしておくように心がけましょう。また、犬は音にとても敏感です。慣れない環境では余計に敏感になります。犬のそばでいきなり立ち上がったり、大きな音を立てたりしないように気をつけましょう。歩くときは静かに、インターホンや電話など突然大きな音がするものは電源を切っておくなど、最初は子犬に対して配慮してあげましょう。

淋しい思いをさせない

子犬は親犬や兄弟犬と離れたばかりで、かなり心細い思いをしています。ずっと抱っこしていたり、かまい過ぎるのは子犬の体力的にも将来的にもよくないのですが、逆にかまわな過ぎたり、放っておいたり、ひとりぼっちにするのもよくありません。子犬は淋しがり屋で常に誰かと居たいものなので、最初のうちは一人で留守番させたりせず、子犬から見えるところに誰か一人は人間がいるようにしてあげましょう。触ったり抱っこしたりしなくても、視界の隅に誰かいるだけで子犬は安心します。時々静かに話しかけてあげたり、子犬が遊びたがっていたらちょっとだけ遊んであげたりすると信頼関係が生まれやすくなります。

注目しすぎない

子犬が家に来たばかりのころは、どんな行動をするのも初めてなので飼い主は嬉しくて注目してしまいがちになります。ですが、人間もそうであるように、子犬も注目されると緊張してしまいます。ですのでなるべくそっとしておくように努力しましょう。特に初めてのトイレなどは家族みんなで見守りたくなりますが、犬は排泄をする時は非常に無防備な姿勢になるため、リラックスした状態で安全だと思う場所でしか排泄できません。注目されていると折角出そうだったのに出なくなってしまうこともあります。そういった状況は身体に悪いので、避けるようにしましょう。また食事のときも同様です。みられていると落ち着いて食べることが出来ないので、まずはリラックスして食べられるような環境を作ってあげましょう。餌は最初のころは以前食べていたものをあげるようにしましょう。家に慣れてきたら徐々に新しい餌に移すという方法を取るのがいいと思います。

慣れるまでは躾はしない

犬をきちんと躾けることは飼い主の義務です。ですが、最初から全部覚えさせようとせず、根気強く一つずつ丁寧に教えていくことを心がけましょう。家に来たばかりのときは、まずこの新しい環境に慣れることを最優先にし、躾は様子を見ながら行うようにしてください。とくにトイレの躾けはすぐには覚えられない子犬が多いと思います。最初は室内のあらゆるところでおしっこをしたりウンチをしたりしてしまいますが、大声で叱ったりしないでください。子犬のうちはそれが悪い事だとは分からないのです。もし間違ったところにしてしまったら、その場所は丁寧に掃除して匂いを消し、犬用のトイレに排泄物の匂いを付けておけば犬が自発的にここでするのだと覚えてくれます。食事も同様で、最初は「待て」などを覚えさせる必要はありません。まずはリラックスして食事をさせることが大切です。躾される犬の方にもストレスはたまります。環境や人になれないうちは、上手く覚えられず、人間に不信感を持ってしまう可能性もあるので、様子を見ながら時間をかけて躾けるようにしましょう。また、犬は人間の赤ちゃん同様、色々なものに興味深々で、なんでも口に入れたりしてしまいます。犬も子供なのでそれは仕方がないことです。犬は現行犯でなければ叱っても分かりません。あとから激しく叱っても理解してくれず、混乱してしまいます。どうやったら褒められるのか、何をしたら叱られるのかを覚えるまでは広い心で接してあげましょう。

愛情をもって根気強く

犬と人間が良い関係を気付くためには、根気強く愛情を持って接すること、面倒くさがらないこと、お互いを思いやることが大切です。先述の通り、犬のしつけはとても大変です。犬を飼って行くうえでかかるお金も馬鹿になりません。散歩は毎日しなければいけませんし、旅行にも気軽に行けなくなります。そうまでして大事に育てても、たった15年ほどでこの世を去ってしまうのが犬なのです。ですが、そんな苦労をしてでも飼う価値があるのもまた事実です。犬が与えてくれるものは何物にも代えがたいものです。家に犬がいるだけで温かい気持ちになれますし、そばにいてくれるととても安心感があります。自分のことを一番に分かってくれる親友でもあり、一緒に育ってきた兄弟のようでもあり、自分が世話してきた子供のようでもあるのです。正しい知識を身に着けてさえいれば、犬を飼うことはそれほど難しいことではありません。ただ、一度家族になったら最後まで責任を持ってお世話してほしいのです。あなたが優秀な飼い主になり、犬とのいい関係を築けることを祈っています。

初めての犬
~犬初心者のあなたに~

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