自分にあった犬の見つけ方

現在、犬の種類は300種類以上にも上ります。雑種やミックスなどを合せたら数えきれないほどの種類がいることになります。その中からどんな犬を選んだらいいのか、迷ってしまいますよね。もちろん、ペットショップで一目惚れした犬を購入するのも一つの手ではあるのですが、その犬の特性を知らずに購入してしまい、世話が出来なくなってしまったという人も残念ながら見かけます。一度家族に迎えたら、犬が一生を全うするまで飼うのが飼い主の責任です。ですから、自分のライフスタイルに合った犬を探し、無理なく育てられる犬を迎えるようにしましょう。

犬の選び方

犬は元々その用途によって種類が分けられていました。狩猟犬、牧羊犬、闘犬、作業犬、番犬、愛玩犬などです。当たり前ですが、種類によって性質が違いますし、個体によっても性格は大きく変わってきます。例えば牧羊犬なら人間に忠実で走るのが好きなので、散歩を長めにしなくてはならないとか、闘犬は気性が激しく体が大きいなど、犬種によって必要な運動量が違ったり、手入れの仕方も違うのです。平日は仕事で余り犬のために時間を割けないという人は、運動量の多い犬種は避けた方がいいですし、集合住宅に住んでいる場合などは余り吠えない大人しい性格の犬がいいですよね。このように、自分の生活スタイルに合った犬を選ぶことが、犬との生活をスムーズに運ぶ第一歩でもあるのです。大型犬を飼うのが夢だったとしても、大型犬が遊べる空間が家になかったり、充分な散歩の時間が取れない場合には諦めるのが無難でしょう。可愛いからと安易に犬を選ぶのではなく、正しい知識をつけて自分にあった犬を見つけましょう。

性別はどちらがいい?

犬を初めて飼う人にはメスをお勧めします。犬の場合、メスの方が従順で攻撃性が少ないため、初心者でも飼いやすいのです。またメスの方が比較的に我慢強いので、しつけや芸も早く覚えてくれます。メスは発情期になると出血して部屋を汚してしまうことがありますが、避妊手術をすれば出血も無くなるので安心です。避妊手術は、メス特有の病気の予防にもなり、結果的に長生きできるようになるのでしておいた方がいいでしょう。発情期にストレスを溜めることも無くなるので、犬のためには避妊手術をしておいた方がいいと思います。逆にオスの場合、他の犬や人間に対して闘争心を抱きやすく、初心者には飼うのは難しいと言われています。縄張り意識が強いため、部屋の至る所にマーキングしてしまうこともあるようです。オス犬は骨格がしっかりしている、メスより活発など、良い所も多いのですが、犬を飼うことに慣れてからトライするのが無難だと思います。オスを飼う場合にも病気やストレスの予防のために去勢手術をしておくことをお勧めします。

小型犬と大型犬の違い

犬を飼う前に、犬が成長したときの大きさを考えておきましょう。子犬の時は小さいのであまり気にならないかもしれませんが、大型犬などの場合、成長するとかなりの存在感があります。犬が手足を伸ばしてくつろげるスペースがあること、そのスペースがあっても人間が無理なく生活できることなどを考えて、どんなサイズの犬にするのかを決めましょう。また、犬のサイズによって必要な運動量も変わってきます。大型犬の場合は、毎日の散歩にプラスしてさらに運動も欠かせません。近くにドッグランなどがあればいいですが、ストレス解消のために飼い主が一緒に走ってあげたり、自転車で並走してあげたりしなければならず、かなりの体力が必要になります。毎日の運動がないと、大型犬はストレスを溜めこんでしまい、病気になったり無駄吠えするようになってしまいます。ただ、大型犬は成長すると大人しく落ち着いた性格になります。そとでは思いっきり運動しますが、室内ではそれほど動き回らず、手足を伸ばして横になれるスペースがあれば問題ありません。子供と一緒でも安心です。一方小型犬の場合、大型犬ほどの運動量は必要ありませんが、その分普段から活発に室内を動き回ります。また、無駄吠えしたり噛んだりする犬も多いです。小型だからと躾を怠ると、近所から騒音のクレームが来たり、他の犬とトラブルを起こしたりする場合もあるので、きちんと躾けなければいけません。大型犬は身体が大きい分、食費も掛かります。小型犬は大型犬に比べれば食費は抑えられるでしょう。また、小型犬の場合はキャリーに入れて電車などに乗ることもできますが、大型犬の場合はそれは出来ません。このようにそれぞれにメリット・デメリットがあり、性格や特徴も全く違います。一概に好みだけで決めるのではなく、自分の普段のライフスタイルを考えて大きさを決めるようにしましょう。

犬種の違い

犬には純血種の犬と雑種の犬がいます。純血種は同じ犬種同士の親から生まれた犬で、雑種は違う犬種の親から生まれた「ミックス」と呼ばれる犬と、雑種同士から生まれた犬がいます。純血種の良さは、その犬種の性格を受け継いでいるので、将来どんな犬になるのか想像しやすいところです。もちろん個体差はありますが、犬種によってある程度の性格、たとえば人懐っこいとか大人しいとか従順などが判るので、ライフスタイルに合わせた選択はしやすいと思います。ただ、犬種によっては商業目的で乱繁殖が行われているものもあり、遺伝性の疾患をそのまま受け継いでいる場合や弱い個体が多いものもあります。一方、雑種の良い所は将来どんな体型、外観になるのか分からないため、成長が楽しみだというところです。それがデメリットでもあるのですが、他の犬にはない個性を持った犬ですから、飼い主次第で優秀にすることも駄犬にすることも出来るのです。現に介助犬として活躍している犬は雑種犬が多いです。雑種というとどうしても純血よりも劣っているように考えてしまいがちですが、要は人間でいうところのハーフなのですから、多くの可能性を秘めているという面では雑種犬にも魅力があると思います。ただ、かかりやすい病気やどんな性格なのかが分かりづらいという難点もあります。雑種の場合は母犬、父犬について調べ、どういう性格だったか、どんな病気にかかるのかなどを知っておくといいでしょう。いずれにせよ、純血と雑種、どちらがいいかは好みの問題だと思います。それよりも、大事なのは

信頼できるショップやブリーダーから購入することだと思います。

育った環境

犬を家族に迎えるとき、多くの人が子犬を購入すると思います。子犬を購入する際気を付けるべきなのが、その週齢です。週齢とは生まれてから何週間たったのかという犬の歳の事で、生まれてから日が浅い方がいいと思われがちですが、一概にそうとは言い切れないのです。生まれてすぐの時は母犬と兄弟犬と共に過ごすことが大切です。子犬同士で触れ合うことで犬の社会性を身に着けることが出来るからです。生まれてから4週~7週は子犬同士のコミュニケーションを取らせる必要があります。それがないと、将来他の犬にほえたり攻撃的な性格になってしまう場合があるのです。ですから、ペットショップなどで購入する場合には、何週齢でペットショップに引き取られたのか、引き取られる前は子犬同士でよく遊んでいたのか、親犬のそばで過ごす時間はどれくらいあったのかなどを聞いておくといいでしょう。家に迎え入れるのに一番いい週齢は7週齢~10週齢の間です。遅くとも12週齢までに飼い始めるのがいいと思います。それを過ぎてしまうと飼い主をリーダーとして見てくれず、しつけがし辛かったり、人間との生活に馴染めずにストレスをためやすくなってしまったりするので気をつけましょう。また購入する前の飼育環境が清潔だったか、人間の愛情を受けていたかなども重要なポイントです。生まれてからたった1ヶ月の事でも犬にとっては大切なことで、これらの条件が満たされていない環境で育った犬は、神経質な性格になりやすかったり、無駄吠えしやすい犬になったりする可能性があります。こういったことを聞かれてきちんと答えられるペットショップは信用できるショップだと思います。

初めての犬
~犬初心者のあなたに~

初めての犬~犬初心者のあなたに~ イメージ